●血液中のコレステロールの低下について!
コレステロールは、細胞膜やホルモンの成分で、体にとっては必要な成分ですが、血液中
のコレステロール値が正常値より高い状態が続くと、動脈硬化に繋がり、最悪の場合、
心筋梗塞・脳梗塞を引き起こす可能性があるみたいです。よって、動脈硬化などの生活
習慣病の予防には、血中コレステロール値を保つことが重要らしいです。
また、「緑茶を飲む人ほど血中コレステロール値が低い」という調査結果があり、これは、
緑茶に含まれるカテキンが、食事中のコレステロールの吸収を抑えるためだと考えられて
るらしいです。そして、一日に約200mgのカテキンを一日に2回摂取すると、約2ヶ
月ぐらいで徐々に血中コレステロールが低下し、しかも、悪玉コレステロールだけが低下
し、善玉コレステロールには影響ないらしいです。
●コレステロールを下げるカテキンとは?
お茶に含まれるカテキンとコレステロールの研究は、1980年代に始まったらしいです。
研究が始まった当時は、色々な素材を調査して、その中で一番にコレステロールの吸収を
抑える効果が高かったのが、カテキンだったみたいです。一日10杯以上の緑茶を飲む人
のコレステロール値が低いという研究結果もあったそうです。
●体内におけるカテキンの作用とは?
食事に含まれるコレステロールは水には溶けないみたいで、そのまま吸収されることはな
いらしいです。体内に取り込まれると「ミセル」という微粒子に包まれ、小腸に吸収され
るらしいです。吸収されなかったコレステロールは、そのままの状態で、体外にでる
みたいです。そもそも、カテキンには4種類があるそうで、そのうちの茶葉に含まれる
「ガレート型」と言われるものに、脂肪の吸収を抑えたり、血中コレステロールを減らし
たりする効果があることが判明して、お茶に含まれるがレート型カテキンが入った飲料を
飲むことで、総コレステロール値と悪玉コレステロール値が低下したことが判明した
らしいです。
●コレステロールを下げるなら食事と一緒にカテキン!
コレステロールの吸収を抑えて、コレステロール値を低下させるには食事を一緒に
がレート型カテキンを摂取することが効果的であるということが判明したみたいです。
コレステロールは食事で摂取もしますが体内でも作られるみたいです。食事を摂る際に
消化液が出ますが、その消化液の中にも体内で作ったコレステロールが含まれてる
みたいです。実は体内で作られるコレステロールの方が、食事で摂るコレステロールより
量が多く、約5倍ぐらいあるみたいです。カテキンは、コレステロールの吸収抑制や
体脂肪の抑制以外にも、色々な作用が期待されてるらしいです。さらにこのカテキンの
素晴らしいところは、「がレート型」カテキンの持つ「コレステロール吸収抑制」
「体脂肪の抑制」のように体内に入って効果を発揮する作用もあれば、体内に吸収されて
効果を発揮する作用の両方の効果を持ってることみたいです。
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