●コレステロールが上がる原因!
コレステロールが上がる原因には、体質、脂肪の多い食事、運動不足など、男性は
40~50歳くらいから、女性は閉経を迎える頃から高くなるみたいです。また、健常な
ひとでは、からだ全体のコレステロールの量というのは、肝臓で作られる量、小腸から
吸収される量、体のなかで使用される量、体の外に排出される量のバランスが適切に
保たれているみたいです。そして、血液中の濃度を一定に保つために、女性ホルモンや
甲状腺ホルモンなどがさまざに絡み合い調整されるらしいです。
これらの調整の仕組みが崩れると、脂質異常症が起こり、肝臓での合成が増える、食事
から脂質摂取量が増える、ホルモンバランスが崩れる、また、細胞においてLDLなどの
リポ蛋白を取り込む入口が減ることにより、血液中のLDLコレステロールが増える
みたいです。
●血液中のLDLコレステロールが高くなると?
細胞は、必要以上にコレステロールを取り込まないので、余分なコレステロールは
血液中を循環したままにんるみたいです。そうすることで肝臓で作られる量が減り、
値は正常に調整されてるみたいなのですが、何らかの異常が起こると、血液中の
LDLコレステロールが高くなるみたいです。
LDLコレステロールが増えると。LDLが血管に沈着し、酸化変性され動脈硬化が起きる
みたいです。これまでの色々な研究から、LDLコレステロールが高いと、動脈硬化を
起こし、狭心症や心筋梗塞を起こしやすくなるらしいです。
●コレステロールが高いの遺伝?
血液中のコレステロールが高いのは、食事などの生活習慣だけではなく、遺伝性の
病気が原因の場合もあるそうです。
健康な人では、LDLコレステロールは肝臓の細胞表面にある「LDL受容体」という
タンパク質により、細胞の中に取り込まれ、処理されるので、血液を流れるLDL
コレステロールの量は一定の保たれてますが、LDL受容体の機能に障害があったり、
受容体の数が他の人より少なかったり、受容体の分解を促進するタンパク質を他の人
より多く持ってると、肝臓でのLDLコレステロールの取り込みが低下し、血液中の
LDLコレステロールの量が増加してしまう遺伝性の病気があります。これを家族性
高コレステロール血症(FH)というらしいです。このFHの遺伝子を片方の親から
引き継いでいる場合を「ヘテロ接合体」両親から引き継いでいる場合を「ホモ
接合体」というそうです。
●200~500人に一人がFH!
「遺伝性の病気」だと、珍しく思われがちですが、ヘテロ接合体患者は500人に
一人以上、ホモ接合体は100万に一人以上いるみたいで、日本人のFD患者はおよそ
30万人と推測されてるらしいです。
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