●高脂血症について
高脂血症とは、血液がドロドロの状態の病気で、血液中に脂質のコレステロールや
中性脂肪のどちらか、もしくはそのどちらもが増えすぎた状態らしいです。
高脂血症が問題視されるのは、動脈硬化を促進させ、血管病である「心筋梗塞」
「脳梗塞」になるかららしいです。
しかし、総コレステロールがの数値が高い人ほど長寿という疫学調査が大阪府
守口市市民健康センターで報告され、これが人々の間で「コレステロール値が
高くても問題ない」と受け取られたみたいです。
●RLP（レムナント様リポたんぱく）コレステロール
レムナントとは、血液中のリポたんぱく（中性脂肪やコレステロールがタンパク質
と結び付いた複合体）が分解された時に残る屑で、白血球の一種であるマクロファージ
が異物として取り込み、血管壁に沈着して、動脈硬化を促進させるらしいです。
中性脂肪が高く、善玉のHLDコレステロール値が低い人に多く、糖尿病の人に
その傾向が多く見られるらしいです。
●小型LDL
悪玉コレステロールの中でも超悪玉が、中性脂肪が要因で増える粒子がより小さい
小型LDLで、血管壁により多く入り酸化されて、レムナントと同様にマクロファージ
に取り込まれ動脈硬化を促進させるみたいです。また、総コレステロール値があまり
高くない人でも、小型LDLが多いと動脈硬化になりやすいみたいです。この小型
LDLもHDLコレステロールが低い人に多いらしいです。
●健康診断で高脂血症
健康診断で高脂血症と言われた人は、専門医を受診してコレステロールの詳細を
知ることで的確な対応ができそうです。また、医師の指導により治療が必要になった
場合は、まず食事療法と運動療法で減量し中性脂肪を減らし、生活習慣の改善を
してみたほうがいいみたいです。
●魚の脂でコレステロールを下げる！
レムナントや悪玉という血管に悪さをするコレステロールを下げるにはどうすれば
いい？強い味方になるのは、魚の脂らしいです。特に青魚に多く含まれるFAPという
「不飽和脂肪酸」は血液をサラサラにするだけではなく、レムナントコレステロール
の増加を抑える効果があるらしいです。逆に肉の脂「飽和脂肪酸」は悪玉コレステ
ロールを増やすそうなので、数値が高めの人は必要以上に摂らないほうがいいみたいです。
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