●コレステロールの働きと影響!
コレステロールは、細胞膜の主要な構成成分で、脳や肝臓、神経組織などに多く含まれ
てるらしいです。また、性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどのステロイドホルモンや胆汁
酸やビタミンDの原料となるため、生命維持には欠かせない重要な物質らしいです。
体内に必要なコレステロールの大部分は、糖質や脂肪酸から生じたアセチルCoAという
物質から、主に肝臓と小腸で生産され食品からのコレステロールの吸収量は個人差により
大きく違うみたいです。私たちの体は、食事からのコレステロールの摂取量が多い場合は、
体内での合成量は少なくなるよう調整され、逆に食事からのコレステロールの摂取量が
少ない場合は、体内で合成量が多くなるように調整されるらしいです。よって、コレステ
ロールの供給は常に一定に保たれるようになっており、食事によるコレステロールの摂取
量が血中コレステロール値に影響することはないらしいです。
●もし、コレステロールが不足するとどうなるの?
コレステロールが不足すると、細胞や血管が弱くなったり、免疫力が低下したり、脳出血
などを起こしやすくなるみたいです。ですが、最近の食生活では、コレステロールが欠乏
することは、ないみたいです。
その一方で、血中のLDLコレステロールが高くなりHDLコレステロールが低くなった脂質
異常症では、コレステロールが血管癖に蓄積され動脈硬化を誘発し、さらに虚血性心疾患
や脳梗塞のリスクが高まるらしいです。
●コレステロールを多く含む食品とは?
※肉類・・①鶏レバー・・・222
②豚レバー・・・150
③牛レバー・・・144
④鶏手羽肉・・・120
※魚介類・・①すじこ・・・153
②うなぎ・・・138
③たらこ・・・140
④ししゃも・・・115
※卵類・・①鶏卵・・・252
②卵黄・・・252
③うずら卵・・・141
●コレステロールの影響に男女差はあるの?
健康診断でコレステロールが高いと言われて気にしてる人は多いと思いますが、
コレステロールの影響は性別や年齢によって大きく変わるらしいです。
・大事なのは動脈硬化の進み具合
コレステロール値が高いということで問題視されるのは、血管が硬くなって詰まり
やすくなる動脈硬化が進んで心筋梗塞や脳梗塞になるからみたいです。
日本動脈硬化学会の脂質異常症の診断基準では、LDLコレステロールが140mg/dl
異常の場合、高LDLコレステロール血症と診断されるみたいです。LDLコレステロールは、
悪玉コレステロールと言われてるらしいです。ですが、この数値を超えるとすぐに治療が
必要になるわけではなく、男性では、数値が高いほど心筋梗塞が増えるみたいですが、
女性の場合はそのような関係はないらしいです。重要なのは、コレステロールの数値では
なく、実際に動脈硬化が進行してるか調べることみたいです。
この問題に詳しい専門家によると、動脈硬化の進み具合の判定に適してるのが、首にある
動脈(頚動脈)を超音波検査装置で調べる方法らしいです。動脈硬化が進行すると、血管
の壁が厚くなるらしく、この厚さが一定以上の場合動脈硬化が進んでると判定されるらし
いです。
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