●エゴマ油が動脈硬化を防ぐの?
①エゴマ油とは?
・エゴマとは一年草のシソ科植物で、青しそ(大葉)と良く似た葉を持つ植物みたいです。
エゴマの種子は、食用として今でも飛騨地方で五平餅のタレに使われてるそうで、伝統食
としても使われてるらしいです。
・エゴマの歴史は、原産地はインド高地や中国雲南省の高地で、ここから中国、韓国、
日本に入ってきたとされてるらしいです。1万年~5500年前の遺跡数カ所から
既に栽培されてた痕跡が見つかったことから、エゴマは日本最古の油脂植物と見られてる
らしいです。
・エゴマが油として使われるようになったのは平安時代初期で、当時は灯明油に使われ
てたそうで、そこから、番傘、提灯、工芸品の塗装用などに、江戸時代中期までの800
年間盛んに使われてたそうです。しかし、江戸時代後期に、生産効率が高い菜種が日本に
入り、次第にエゴマから菜種に移り変り、エゴマを栽培する農家は激減したそうです。
今では福島県、岩手県、岐阜県、宮城県などの一部で伝統食として残ってるみたいです。
②エゴマ油が動脈硬化の予防にいい理由!
なぜ、エゴマ油が動脈硬化の予防につながるのかということで見てみると、エゴマ油に
多く含まれる脂肪酸は、αーリノレン酸で、このαーリノレン酸は植物由来の油に含まれ
ており、体内に入ると、αーリノレン酸からEPAやDHAに一部変換される特徴があるみたい
です。動脈硬化を予防する食事として魚が挙げられますが、その理由として魚に含まれる
EPAやDHAが動脈効果に有効な成分だということがわかってるからみたいです。逆に言うと
DHAやEPAの不足が、動脈硬化を招く原因だということらしいです。
ようするに、エゴマ油に含まれるαーリノレン酸を摂取することで、体内で変換された
DHAやEPAが動脈硬化の予防になるということらしいです。
●エゴマ油の効果と効能!
①エゴマ油は悪玉コレステロールを低減させ、中性脂肪でドロドロになった血液を
サラサラにする効果があり、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を防いでくれるらしいです。
脳の活動も活発にしてくれるので「うつ」やアルツハイマーにも効果があるそうです。
②エゴマ油は豊富に含まれたαリノレン酸が細胞膜を作ってくるらしいです。細胞が
弱ると細胞に傷ができて、傷ついた細胞は劣化し、肌の老化も促進されますが、αリノ
レン酸は細胞膜を強くし、若々しい細胞を守る効果があるみたいです。
③脳の健康に効果あり!
エゴマ油に豊富に含まれたαリノレン酸は体内でDHAに変化されるみたいで、これは脳の
活性化に不可欠な栄養素で、記憶力の向上もあるみたいで、学生の方や頭を使う仕事を
してる方にもおすすめで、脳の活性化によって認知症予防にも期待できるみたいです。
④エゴ油で女性の悩み便秘解消!
エゴマ油はなぜ便秘に効果的なのでしょうか?それにはちゃんとした理由があるそうです。
エゴマ油にはオメガ3脂肪酸というものを含んでいて、これは血中の悪玉コレステロール
を排出してくれるみたいです。悪玉コレステロールは肌の酸化や腸内の悪玉菌を増やすこ
とにより便秘になりやすいらしいです。食事をする際サラダと一緒にエゴマ油を摂取する
と食事の排出を手助けしてくれるみたいで、一週間もすれば腸内環境が整うので便秘が
改善するらしいです。
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